WBGTは、熱中症を未然に防ぐことを目的とした指標で温度や湿度、輻射熱(地面や建物、体から出る熱)、風(気流)を総合的に評価している。構成比率は温度:湿度:輻射熱=1:7:2ぐらいなので温度よりも湿度や輻射熱の方が大きく影響し熱中症患者の発生基準を超える場合は冷房や除湿によって作業場所のWBGT値を低下させたり現場のWBGT値でも許容しうる身体作業強度の低い作業に変更することが推奨される。