クレーン等を用いて荷を高く吊り上げ運搬作業を行う場合、つり荷をクレーン等のフックでつるために使うのが玉掛用ワイヤーロープ。荷物を吊上げるためにロープの端末を丸く曲げて、輪状に加工してある。玉掛けワイヤロープと台付けワイヤロープは似ているが、違いは加工した後に見えるひげの数で判断することができ、切断した際に現れるひげが2ヵ所出てくるのが玉掛けワイヤーロープで、ひげが1ヵ所でてくるのが台付けワイヤーロープ。台付けワイヤーロープは編み込み部分が抜け落下事故を発生させる危険がある為、玉掛け作業が出来ない。